環境技術
世界人口の増加、グローバル化、豊かさの追求の一方で、リソースの余裕は少なくなり、環境保護の重要性は益々高まっています。ここではエコノミーとエコロジーは決して矛盾する概念ではありません。リソース消費を削減する、そして有害物質の排出回避を達成することによってのみ、企業は利益を上げながら経営し、豊かさと発展を多くの人へ届けられるのです。
現代の環境技術が使われた設備建設は排出量を削減します。
Dürrは、最新鋭の装置技術をご提供し、排気ガスと残渣の効率的な除去、エネルギー消費の削減、高い工程への信頼性を確かにしています。Dürrは計画から実行、さらにサービスまで及ぶ総合的で説得力のあるソリューションを供給します。システムパートナーとして、Dürrは技術上のノウハウと世界中で入手が可能ということ結び付け、お客様に国際的なサポートを提供しています。
Dürrは長年、設備のエネルギー消費量と運転コストを最適化する製品とソリューションを開発してきました。未活用のエネルギー源のポテンシャルは巨大です。Dürrの環境技術は、50年以上続く幅広く多様な産業セクターにおけるエコロジーとエコノミーの有害物質削減の基盤です。
今では非常に多様な法律、例えばドイツ大気浄化法や連邦排出量保護法など多数の環境法規により、限界値が設定され、事業はそれらを遵守する義務があります。法的規定を満たし、罰金を回避するため、排気処理というテーマは事業者にとってその重要さが増す一方です。
よく言及される有害物質は揮発性有機化合物(VOC)であり、多様な溶媒の処理時に放出され、特に塗料とワニスに含まれています。VOCは例えば、自動車ボディの塗装時に放出されます。
別の有害物質の種類にはホルムアルデヒドがあり、特に木製家具用の接着剤での使用で知られ、どの家庭にも存在し得る有害物質です。ホルムアルデヒドは2014年に発癌性物質に指定され、そのため特別な指令が存在しています。これは、ホルムアルデヒドを持続的に削減し、人体への脅威を低減することを目標としています。
前述に加え、その他の有害物質を含む排気を徹底して浄化するため、Dürrは排ガス・排気処理というテーマについて広範囲の製品を提供しています。そのために、個別の排気処理設備を活用する多様な処理方法が存在しています。さらに生産工程では、通常の方法では処分できず、燃焼処理を必要とする液体および固定が発生することが度々あります。これには固定・液体燃焼のための特殊設備が必要となりますが、Dürrの製品ポートフォリオにはこれらも含まれています。
お客様が、排ガス・排気処理または固定・液体燃焼のどちらにおありでも、Dürrではそれらの分野に対する的確な情報を得ることができるでしょう。
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ドイツ