ラインでの最終検査における最高レベルの電子装置試験
自動車の制御装置の数は増え続けています。制御装置は無数の機能を監視しているため、車両の最終組立ではこれらの装置の検査と較正が必要不可欠です。当社は、この作業のために最適化された計測・診断機器を開発しています。
当社の製品世代x-tronicは、以下の自社開発による革新的な機器を備えています:
- x-tronic balancer、サスペンション・ジオメトリ設定の支援と最適化を行う可動式・携帯計測器
- x-tronic carlink、可動式・携帯用ECU診断インターフェース
x-tronic balancer
x-tronic balancerは、車両のステアリング角度計測(ステアリング・ホイール・バランサー)を車両制御装置(ECUs)の通信と組み合わせます。
balancer DIの6つの機能ボタン(指示、選択、決定)は、ユーザーとの対応で更なる可能性を与えています。
- ステアリング角度とステアリング角度ヒステリシスを考慮した、ホイールアライメントスタンドでのト-角設定
- ESPセンサ、照射範囲の適応制御、レベル制御の較正などの数多くの機能
- ホイールアライメントと平行した一般的な電子試験の実施
コンパクトな制御装置の診断
x-tronic carlinkは制御装置の診断をコンパクトかつ堅牢なデザインした装置です。同じバス・システム上でも異なるバス・システム上でも同時に複数の制御装置との通信が可能です。試験過程はx-line自動化システムを備えたホストPCにより制御されます。
x-tronic carlink
carlink Dに搭載されたディスプレイと6つの機能ボタン(指示、選択、決定)は、ユーザーとのインタラクションに対する更なる可能性を与えています。
- テストスタンドとプロセスステーションでのワイヤレス制御装置診断
- 最大8つの物理的チャンネル(CAN、K-Line等)による複数の制御装置との平行通信
- オペレータ対応(carlink D)付きの試験作業
- DürrのプラグインOBD2診断ケーブル
x-tronic製品群によって、Dürrは独自に開発したハードウェアとソフトウェアという類例のない組み合わせを提供します。これらのハードウェアとソフトウェアはあらゆるアプリケーションと試験条件でも使用が可能です。標準的なオペレーティングシステムと自動化システムx-lineが使用されます。