Oxi.X RC – 再生熱酸化 (RTO)
Oxi.X RC再生熱酸化装置(RTO)は、シンプルさと費用対効果を提供します。2つのチャンバー、単一容器システムは揮発有機化合物99%のVOCのおよび最大97%の熱効率を提供します。VOCの除去、臭気対策、有害大気汚染物質(HAPs)の処理に関してはOxi.X RC RTOは優れたオペレーション経済効果を提供します。多くの用途でOxi.X RC RTOはVOC処理と臭気処理だけでは無く、自立モードで追加燃料なしで動作し費用を抑えます。この製品は以前はCleanSwitchと呼ばれていました。
Oxi.X RC RTO の利点
- 実証済みの設計 2000年から300件以上の実績
- 99%以上のVOC削減率で世界でも極めて厳しい排出規制を満たす。
- 最大97%の熱効率でランニングコストの燃料費を減少
- 単一バルブ は非接触、非摩耗、高圧空気シールによりトラブルのない操作の実現と低メンテナンスコスト
- 電気弁ドライブは厳しい環境条件でも静かで信頼性が高い機能性を提供する
Oxi.X RC RTO の原理
Oxi.X RC RTOの名前は、Dürrが特許を取得したスイッチバルブが由来としています。このスイッチバルブは洗浄された空気を汚れたプロセス排気から完全に分離します。バルブはユニット内で唯一の可動部分でダブルエアシールを利用しております。シンプルな振動設計により均一な空気分配が促進され、メンテナンスが容易なユニットになります。 Oxi.X RCRTOの革新的な設計はスイッチバルブとともに圧力急変を最低限に抑え、熱回収チャンバー間のスムーズな流れの移行をもたらします。この設計により、Oxi.X RC再生熱酸化装置(RTO)は圧力変動に敏感なプロセスに最適なソリューションになります。
シンプル、モジュール式設計
複雑さを軽減するように設計されたOxi.X RC再生熱酸化装置(RTO)は、柔軟なモジュラー設計により費用効果の高いメリットを提供します。最大65,000SCFMのユニットは、設置時間を短縮するためにスキッドマウントで提供されます。これらのユニットは99%工場で組み立てられており、簡単で経済的な設置が可能です。どんな天候でも制御盤に簡単にアクセスできるように、空調されたコントロールルームが含まれています。
Oxi.X RC RTO アプリケーション用途
Oxi.X RC再生熱酸化装置(RTO)は、2チャンバー、単一容器設計でシンプルさと高い費用効果を提供します。多くのアプリケーションでは、揮発性有機化合物(VOC)の破壊エネルギーを活用し追加燃料が必要ない自立モードで運転しクリーンエアコンプライアンスを達成が可能。 本設備のさらなる機能と利点は次のとおりです:
- 電磁弁ドライブは厳しい気候でも静かで信頼性の高いパフォーマンスを提供します
- スキッドにマウントで空調されたコントロールルームが含まれているため制御盤に簡単にアクセスできます
- スムーズなバルブ切り替えと圧力変動を最低限に抑える事に寄るエネルギー効率の向上
- 工場で出荷前に組み立て、配線、テストされているため、設置および起動時に時間と費用を大幅に節約できます。
- 媒体チャンバー金属製の仕切り壁無しで媒体ベッドの分離
- セラミック媒体を焼き出しして容易に有機堆積物除去する
- 専用に設計されたセラミック熱交換媒体のベッドは低圧損でコスト効率も高いので電気費用を低減します
- 空気、熱水、熱油、蒸気、発電または吸着冷却によるオプションの二次熱回収
- 複数の燃料オプションには、天然ガス、プロパン、ブタン、燃料油、気体または液体バイオ燃料が含まれます。
- 溶剤使用が多いアプリケーションにはホット・サイドバイパスを使用するシステムが有ります。
Oxi.X RC RTO 技術仕様
単一ユニット、低能力 | 20,000 から 90,000 SCFM (スタンダード立法フィート/分) | ||
VOC破壊処理効率 | 99+% | ||
熱効率 | 95%から97% | ||
自動熱操作 | 3-4% LEL |